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2004/04/13 20:46 更新


NTT Com、法人OCNユーザー向けにWebアクセス時のセキュリティサービスを提供

NTTコミュニケーションズはOCNの法人向け常時接続サービスのユーザーを対象に、Webアクセス時のセキュリティを強化する「OCN Webゲートウェイサービス」を提供する。

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月13日、「スーパーOCN」や「OCNエコノミー」など、OCNの法人向け常時接続サービスのユーザーを対象に、セキュリティサービス「OCN Webゲートウェイサービス」を提供することを発表した。

 このサービスは、顧客がWebサイトにアクセスする際のセキュリティ強化を目的に、5月18日より提供されるもの。「Webウイルスチェック」と「URLフィルタリング」の2つの機能が提供される。ユーザー側ではなく、OCN網に設置したWebゲートウェイサーバ側でセキュリティ対策を実装、運用するほか、NTT Comが24時間体制で運用・監視を行うため、運用や管理の負担をかけることなく最新のセキュリティ対策を利用できるという。

 Webウイルスチェックでは、トレンドマイクロの「InterScan Web Security Suite」を採用。Webサイトの閲覧によって感染するタイプのウイルスをチェックし、感染を未然に防止する。

 またURLフィルタリングでは、デジタルアーツの「i-フィルター Business Edition」を用いて、業務に直接関係のないWebサイトへのアクセスを制限する。同サービスを用いて各種掲示板へのアクセスを制限することにより、掲示板への書き込みを通じた社内情報の漏洩も防止できるという。

 サービス料金は、利用しているOCNサービスによって異なるが、OCNエコノミーの場合はWebウイルスチェックが月額2万1000円、URLフィルタリングは2万6250円、スーパーOCN DSLアクセス 512Kbpsの場合はそれぞれ3万1500円、3万6750円などとなっている。他に初期導入費用として、基本工事料の1050円が必要だ。

 なおNTT Comは4月14日から年4月22日までに同サービスを申し込んだ先着500社に対し、サービス開始から6月30日までの利用料金を無料にするキャンペーンも実施する。

関連リンク
▼NTTコミュニケーションズ
▼OCNホームページ

[ITmedia]

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