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2004/04/14 18:04 更新


日本マルチネット、SAFETYPASSを組み合わせた情報漏洩防止サービスを提供へ

日本マルチネットは、NTT Comと提携を結び、情報漏洩を防ぐDRMとICカードを用いた個人認証を組み合わせた「LeakBLOCK for SAFETYPASS」を提供することを発表した。

 日本マルチネットは4月14日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と提携を結び、情報漏洩を防ぐDRM(デジタル権利管理)とICカードを用いた個人認証を組み合わせたサービス「LeakBLOCK for SAFETYPASS」を提供することを発表した。

 同社はこれまでも、イージーシステムズジャパンが開発したDRM/ファイルセキュリティソフト「ezFile Security」を利用したASPサービス「LeakBLOCK」を提供してきた。セキュリティポリシーに沿ってデジタルファイルの閲覧や印刷、保存といった操作をコントロールできるほか、暗号化によってデータの保護を図り、情報漏洩を防止するサービスだ。利用履歴の管理も可能となっている。

 5月下旬に開始予定の新サービスでは、LeakBLOCKに、NTT Comの提供する認証/決済サービス「SAFETYPASSビジネス」を組み合わせて提供する。ICカードによる個人認証とIPSec-VPNによる通信経路の保護が追加され、より強固なセキュリティサービスが可能になるという。さらに、デスクトップPCを保護するPCロック機能やLAN内のシングルサインオンも提供される。

 LeakBLOCK for SAFETYPASSではまた、同じくSAFETYPASSとの提携サービスである、アイエヌシーの「アリノスマスター」との組み合わせも可能だ。これにより、セキュリティを確保した通信路上でのファイル交換と、送受信するユーザーの個人認証が行えるようになるという。

関連リンク
▼日本マルチネット
▼NTTコミュニケーションズ
▼アリノスマスターカード

[ITmedia]

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