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2004/04/15 19:28 更新


IIJ、ウイルスによるメールシステムへの悪影響に対処するサービスを提供

IIJは、ウイルスメールに起因するメールシステム障害への対策を行う「ウイルス緊急対応サービス」の提供を開始した。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月15日より、ウイルスメールに起因するメールシステム障害への対策を行う「ウイルス緊急対応サービス」の提供を開始した。

 同社は既に、ゲートウェイ部分で電子メールをチェックし、ウイルスの駆除を行う「IIJ Mailゲートウェイサービス」を提供済み。このサービスが直接ウイルス対処を行うものであるのに対し、このたび開始されるウイルス緊急対応サービスは、大量にメールを送出するようなウイルスによって生じるシステム障害に緊急対策を施し、メールシステムのアベイラビリティや耐障害性の向上を図るものだ。

 ウイルス緊急対応サービスでは、ヒアリングや顧客側メールシステムのログ調査などを通じて状況調査を行い、その結果を元に緊急対応案を提示、実施する。また、状況を改善するためのメールシステムの提案から導入、運用、サポートまでを提供するほか、必要に応じて既存のメールシステムに対するチューニングなども行う。おおむね、緊急対策内容を提示するまで2営業日で対応を行うという。

 サービス料金は1件当たり60万円からとなっているが、実際には案件の内容に応じて個別見積もりとなる。

 IIJではこのウイルス緊急対応サービスを皮切りに、さまざまなメールシステムソリューションを提供していく計画という。

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