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2004/04/19 15:17 更新

Webアプリケーションを守る「AppShield」搭載アプライアンスが登場
横河電機と日立情報システムズは、Webアプリケーションファイアウォールアプライアンス「AW700」の販売を開始した。
横河電機と日立情報システムズは4月19日、従来型のファイアウォールでは防御が困難なアプリケーションレベルの攻撃をブロックするWebアプリケーションファイアウォールアプライアンス、「AW700」を共同開発したことを発表した。
AW700は、米SANCTUMが開発したWebアプリケーションファイアウォールソフト「AppShield」を搭載したアプライアンス製品。AppShieldでは、クライアントとサーバがやり取りするリクエスト/レスポンスを監視、分析し、不正であると検出されたものをブロックすることができる。これにより、不正な文字列を悪用してのサーバへの侵入や情報流出といった事態を防ぐことができるという。
AW700は、このAppShieldを専用プラットフォーム上に実装することで、導入の手間を省いた製品だ。独自のノウハウに基づいて、OSのセキュリティ設定やアプリケーションのチューニングといった最適化設定を済ませているため、ネットワークに接続するだけですぐに利用できるという。また運用、保守については、横河電機グループのサービスネットワークを通じて、24時間365日体制でのオンサイト保守サポートが提供されるという。
AW700の価格は459万9000円で、同日より販売が開始されている。なお横河電機と日立情報システムズは、AW700の発売に当たって共同で情報漏えい対策セミナー」を開催する予定だ。
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