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2004/04/20 08:59 更新


ANT、Sendmail Switch用のスパム/DoS対策製品を提供

エイ・エヌ・テイは、「Sendmail Single Switch 3.1J for Linux」にDoS攻撃やスパムメールへの対策機能を追加するプラグイン製品を発表した。

 エイ・エヌ・テイは4月19日、センドメールが提供するメールサーバソフトウェア「Sendmail Single Switch 3.1J for Linux」に、DoS攻撃やスパムメールへの対策機能を追加するプラグイン製品、「Sendmail Spam Flow Control Filter 1.2 Linux」を発表した。

 Sendmail Spam Flow Control Filter 1.2 Linuxは、メールのトラフィックを制御し、メールサーバのパフォーマンス向上を支援するためのオプション製品。SMTPトラフィックを監視し、スパムメールや大量メール送信型のワーム、DoS攻撃などによってメールの流量が急増した場合に、それをブロックする機能を提供する。これにより、メールインフラをダウンさせることなく、快適にメールのやり取りを行えるようにする。

 特徴としては、指定時間あたりの接続数やメール数、受信者数などを用いてきめ細かくフィルタ設定を行い、その後の破棄や拒否といった動作も指定できること、管理画面やログ出力がSendmail Switchと統合できることなどが挙げられる。

 Sendmail Spam Flow Control Filter 1.2 Linuxの対応プラットフォームはRed Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0で、価格は200メールボックスで35万5000円から。4月26日より販売が開始される。

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