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2004/04/20 21:11 更新


日本IBM、データの改ざんを防止するストレージソリューション

日本IBMは、データの改ざんを防止するストレージソリューション「データ・リテンション・ソリューション」(DRS)を発表した。

 日本IBMは4月20日、データの改ざんを防止するストレージソリューション「データ・リテンション・ソリューション」(DRS)を発表した。

 DRSは、ストレージ管理ソフト、ハードウェア、データ管理手法の導入支援サービスを組み合わせパッケージ化して提供するもので、医療データ・電子帳票・財務文書・Webサイトの公開情報といった電子データの改ざん防止や管理を可能にする。加えて、データの管理情報やアクセス状況を一元的に把握することが可能となり、企業情報の漏えいなどのリスクを低減できるという。

 DRSのパッケージには3種類用意されており、pSeries 615/IBM TotalStorage FAStT600(1Tバイト)/IBM AIX/Tivoli Storage Manager for Data Retention/DB2 Content Manager/ラックDRS導入支援サービスで構成されるコースが990万円から、pSeries615/IBM TotalStorage FAStT600(3Tバイト)/IBM AIX/Tivoli Storage Manager for Data Retention/DB2 Content Manager/ラックDRS導入支援サービスで構成されるコースが3097万円から、pSeries615/IBM TotalStorage FAStT600(12Tバイト)/IBM AIX/Tivoli Storage Manager for Data Retention/DB2 Content Manager/ラックDRS導入支援サービスのコースで6014万円から、となっている。

 同社は、今後国内でも電子化した状態で長期保存される重要なデータに対する改ざんや誤消去の防止、アクセス管理など、データの属性に応じた運用管理が重要になると見込まれるとしている。

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[ITmedia]

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