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2004/04/21 21:02 更新


東芝ソリューション、L7パラメトリック分析方式で未知の攻撃を防ぐ不正侵入防御アプライアンス

東芝ソリューションは、L7パラメトリック分析方式を採用した不正侵入防御アプライアンス「AntiHacker-Pro」シリーズの販売を開始した。

 東芝ソリューションは4月21日、L7パラメトリック分析方式を採用した不正侵入防御アプライアンス「AntiHacker-Pro」シリーズの販売を開始した。

 同製品は、L7パラメトリック分析方式と呼ばれる未知の攻撃に対する検知機能を備える。L7パラメトリック分析方式は、Webサーバへの通信をアプリケーション層で学習しながら統計処理を行い、正常な通信とは異なる振る舞いをする通信を攻撃として検知する。また、トラフィック量の統計処理やプロトコル違反の検出を行うだけでなく、攻撃の対象となりうるアプリケーション層で統計処理を行うため、未知の攻撃に対する精度の高い検知を実現したという。

 同シリーズには、AntiHacker-Pro 300とAntiHacker-Pro 100の2製品があり、300はギガビットイーサネットを2ポート備え、スループットは300Mbps。100は100Base-TXを2ポート搭載し、100Mbpsのスループットを持つ。東芝ソリューションでは、設計・構築を行う「AntiHacker-Proカスタマイズ構築サービス」を合わせて販売する。

 価格は、それぞれ320万2500円から、136万5000円からとなっている。今後3年間で1000システムの販売を見込む。

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