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2004/04/22 18:14 更新


バーテックス リンク、IMもブロック可能なコンテンツセキュリティ製品新版

バーテックス リンクは、URLフィルタリングやコンテンツのフィルタリングといった機能を通じて情報漏洩を防止する「Webwasher V5」の出荷を発表した。

 バーテックス リンクは5月18日より、URLフィルタリングやコンテンツのフィルタリングといった機能を通じて情報漏洩を防止するセキュリティ製品「Webwasher V5」の出荷を開始する。

 Webwasherは、ドイツのwebwasher AGが開発したセキュリティ製品。これまでは3製品2オプションという形態で提供されてきたが、新バージョンのV5からは、新たに「URL Filter」「Content Protection」「AntiVirus」「SSL-Scanner」「Content Reporter」「Instant Massage Filter」および「Anti Spam」という7種類の製品モジュールを用意。ライセンス形態も変更して、ニーズに応じて必要な機能を選んで導入できるようにした。

 このうち新機能となるInstant Massage Filterでは、インスタントメッセージやP2Pアプリケーションをブロックし、企業内での適正な利用を支援する。またSSL-Scannerでは、SSLで暗号化された通信についてフィルタリングを行い、暗号化とコンテンツの検査を両立させている。

 バーテックス リンクでは今回のバージョンアップを機に、システムインテグレータやソフトウェア販売業者といった販売パートナーとの連携を強化。個人情報保護法の全面施行も視野に入れて、企業や官公庁のほか教育機関やサービスプロバイダーに向けても販売を行っていく。

 Webwasher V5の価格は、URL Filterが50ユーザー用で36万7500円から。

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