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2004/04/23 08:38 更新


MS、児童ポルノ対策へ寄付金

米Microsoftは4月22日、オンライン児童ポルノ撲滅キャンペーンへの資金拠出を発表した。慈善家のシーラ・ジョンソン氏とMicrosoftが50万ドルずつ、計100万ドルを寄付している。

 米Microsoftは4月22日、オンライン児童ポルノ撲滅キャンペーンへの資金拠出を発表した。このキャンペーンは国際的な児童保護活動を展開するInternational Centre for Missing & Exploited Childrenが立ち上げたもので、慈善家のシーラ・ジョンソン氏とMicrosoftが50万ドルずつ、計100万ドルを寄付している。

 Microsoftのリリースによると、インターネットの児童ポルノは世界で深刻な問題になっており、2003年だけでも20万件以上が報告されている。米司法省の最近の調査では、10歳から17歳の子供のうち5人に1人が、性的行為勧誘の迷惑メールを受け取ったことがあるという。

 今回の寄付金は、児童ポルノ摘発に当たる捜査員の研修費用に充てられ、フランス、コスタリカ、ブラジルなどの各国で研修が行われている。

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