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2004/04/23 14:00 更新
アジレント、無線LAN対応のネットワークトラブルシューティングツールを発売
アジレント・テクノロジーは、無線LANにも対応したネットワーク障害解析/問題解決支援システム「Agilent NTC Wireless LAN」の販売を開始した。
アジレント・テクノロジーは4月22日より、無線LANにも対応したネットワーク障害解析/問題解決支援システム「Agilent J6783A ネットワーク・トラブルシューティング・センタ Wireless LAN」(Agilent NTC Wireless LAN)の販売を開始した。
Agilent NTC Wireless LANは、ネットワークトラブルシューティングをリモートから行える「Agilent ネットワーク・トラブルシューティング・センタ」(Agilent NTC)の機能を拡張したソフトウェア。これまでサポートしていたLANやWAN、ATMの各ネットワークに加え、IEEE 802.11a/b/gを用いた無線LANネットワークにも対応した。
無線LANデータの収集用センサー、「Agilent J7334A Wireless LANハードウェア・センサ」と組み合わせることにより、有線と無線の双方にまたがって、ネットワークを一元的に管理できるという。また「Agilent ネットワーク・アナライザ」を組み合わせれば、ネットワーク全体の状態把握やプロトコル解析、サービスパフォーマンスの測定なども行えるという。
特に、無線LAN環境については、各アクセスポイントのパフォーマンスや信号レベル、雑音、転送レートといった情報を取得できるだけでなく、各クライアント機器のセキュリティ状況や不正なアクセスポイントの検出も可能だ。一連の機能は無線LAN運用時の障害解析だけでなく、導入前の調査にも利用できるという。
Agilent NTC Wireless LANはWindows 2000/XP、Solaris 8/9で動作する。価格はセンサー5個とAgilent NTC Wireless LANのセットが105万円。通信事業者のほかシステムインテグレータや企業向けに販売していく。
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