ニュース
2004/04/26 17:26 更新


システム・ケイ、情報流出を防止する音声認証対応ファイル暗号化システムを発表

システム・ケイは、情報流出防止を目的に、企業向けおよび個人向けの音声認証に対応したファイル暗号化ソフト2種類を発売する。

 システム・ケイは4月26日、情報流出防止を目的に、企業向け音声認証ファイル暗号化ソフトおよび個人向けの2製品を発売する。企業向けは6月、個人向けは5月の発売予定。

 企業ユーザー向けの「VoiceK Enterprise Security」は、サーバソフトとクライアントソフトを組み合わせて動作するネットワーク対応のファイル暗号化システム。LANに接続されたPCのHDDに保存された暗号化ファイル情報をサーバが管理し、ユーザーはLAN内の権限を与えられた暗号化ファイルを音声認証などで複合化できる。誰がどのPCでファイルを複合化したかなどの履歴も記録する。

 管理者は、クライアントPCのスクリーンセーバーをリモートから起動して、デスクトップを保護することも可能だ。そのほか、テキストチャット機能、掲示板機能も提供されるという。

 対応クライアントOSは、Windows98 SE/ME、Windows NT/2000 Professional/XP価格は、10ユーザーのサーバ基本ライセンス63万円。

 一方、個人向けの「VoiceK PC FileSafer」は、音声認証かパスワード入力、USBキーなどの外部メディア登録を併用してファイルやフォルダ単位で暗号化、複号化を行うソフト。対応OSは、Windows 98 SE/ME、Windows NT/2000 Professional/XP。価格は、8190円となっている。

関連リンク
▼システム・ケイ

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.