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2004/04/29 22:15 更新
オープンソースUpdate:Samba 3.0.3 リリース
クラッシュなどの問題修正が主に行われたメンテナンスリリース。DOSのファイル属性をサポート、CUPSのパラメータ指定が可能になるなど、新たな機能も幾つか追加されている。
Samba 3.0.3 2004年4月29日 リリース
UNIX-Windows間のファイル共有を実現するオープンソースソフトウェア「Samba」の3.0.3が公開された。「プリンタ共有」や「winbind」などの不具合修正のほか、Linuxの拡張属性領域を利用してDOS属性情報をサポート、CUPS(Common UNIX Printing System)に渡すパラメータの指定が可能になるなど、新たな機能追加も行われている。
- 国際化サポートの強化が図られた。
- ポリシーによるパスワード認証失敗時のロックアウトが実現された。
- 試験的に、DOSのファイル属性情報がサポートされた。
- CUPSと組み合わせてプリントサーバを運用する場合に、CUPSに渡すパラメータの指定が可能となった。
- 設定ファイル「smb.conf」中での「%U」「%u」「%G」「%g」による置き換えが正しく動作しない問題が修正された。
- 印刷時、winbindd利用時にクラッシュする問題が修正された。
- winbinddの起動に時間がかかる、Active Directory利用時・Kerberosの期限切れチケットによりクラッシュするなど、複数の問題が修正された。
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[長谷川 猛,ITmedia]
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