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2004/05/06 19:08 更新


NEC、「情報漏えい対策ソリューション」を強化し3ソフトを追加

NECは企業内部からの情報漏洩を防ぐセキュリティ製品群「情報漏えい対策ソリューション」を強化し、新たに3種類のソフトウェアを販売する。

 NECは5月6日、企業内部からの情報漏洩を防ぐセキュリティ製品群「情報漏えい対策ソリューション」を強化し、新たに3種類のソフトウェアを販売することを発表した。

 情報漏えい対策ソリューションは、顧客情報や機密情報が意図的に、あるいは人的ミスによって社外に流出するリスクを軽減するために提供されている製品群。フィルタリングソフトウェアや個人認証システム、持ち出し情報の保護を図る暗号化ソフトなどから構成されている。

 今回新たに、情報が格納されたデータベースを監視し、データの破壊や不審なアクセスを検知する「IPLocks」、ファイル暗号化ソフトの「SecureWare」、電子メールの本文および添付ファイルをポリシーにしたがって検査する「MAILsweeper for SMTP」の3製品がラインナップに加わった。いずれも同日より販売が開始される。価格はIPLocksが210万円から、SecureWareは1ライセンスあたり8000円から、MAILsweeper for SMTPは50ライセンスで55万円から。

 なおNECは今回のラインナップ拡充に合わせ、ソリューションを目的別に編成。守るべき情報資産の状況や場所、脅威などに応じて製品とサービスを組み合わせ、7種類の対策パターンを用意した。具体的には、データベースやファイルサーバへの不正アクセスを監視し、防御する「業務システム機密情報漏えい対策」や外部メディア経由での情報漏洩を防ぐ「外部持ち出し情報保護対策」のほか、「ネットワーク不正アクセス対策」「無線LAN不正アクセス対策」などが提供される。

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