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2004/05/07 08:54 更新


Monoプロジェクトからβ1リリース

米NovellはMicrosoftの.NETフレームワークをLinuxやUNIXで利用するためのオープンソースプログラム「Mono 1.0」のβ1をリリースした。正式リリースは6月30日に予定されている。

 米NovellはMicrosoftの.NETフレームワークをLinuxやUNIXで利用するためのオープンソースプログラム「Mono 1.0」のβ1をリリースした。

 NovellはオープンソースソフトメーカーのXimian買収を通じてMonoプロジェクトを取得。プロジェクトの主目的はLinuxやWindows開発者がLinuxなどのプラットフォーム上でアプリケーションを容易に開発できるようにすることにあると説明している。1.0では.NET Framework 1.0/1.1の大半の機能がサポートされた。

 C#コンパイラなど.NET対応の主要コンポーネントを取り入れることで、Linuxアプリケーション用の優れた開発環境を提供するとともに、Linux、Solaris、MacOS X、Windows NT/XPおよび各種UNIXシステムで実行できるクライアント、Webサービス、サーバサイドアプリケーションなどの開発が可能になるとしている。

 先に公表されたロードマップによれば、Mono 1.0は6月1日にβ2がリリースされ、正式リリースは6月30日に予定されている。

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