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2004/05/07 15:11 更新


HDE、スキャンエンジンを強化したLinuxサーバ向けアンチウィルスソフトを発表

ホライズン・デジタル・エンタープライズは、複数のスキャンエンジンを搭載したLinuxサーバ向けアンチウィルスソフトの最新版を発表した。

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(以下HDE)は、Linuxサーバー向けアンチウィルスソフトの最新バージョン「HDE Anti-Virus 4.0 for Server」および、「HDE Anti-Virus 4.0 for Gateway」を2004年5月18日から販売開始することを発表した。

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HDE Anti-Virus 4.0 for Gateway

 HDE Anti-Virus 4.0シリーズは、Linuxサーバにアンチウィルス機能を付加するソフト。最新バージョンでは、新たに複数のスキャンエンジンを搭載し、複雑な検査ロジックを必要とするウィルスにも、適切なエンジンで対応することによってウィルス検知精度が向上するとしている。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux/Red Hat Professional Workstation/Red Hat Linux 7.2/7.3/9/Turbolinux 10 Desktop/Turbolinux 8 Server/MIRACLE LINUX Standard Edition v2.1。

 価格は、「HDE Anti-Virus 4.0 for Server」が5万2500円、「HDE Anti-Virus 4.0 for Gateway」 7万8750円(15ユーザー版)から。また同社では、他社ゲートウェイ製品から乗り換えのユーザーに対してて割引パッケージを用意しており、こちらの価格は3万9375円から。

 サポートは、標準で1年間の電子メール、FAXによる3インシデントの問い合わせおよび、ソフトウェアバージョンアップ、ウィルスパターンファイルのアップデート権利が付属する。次年度以降は年間サポート(製品価格の50%)を購入することで更新可能。

 なお、HDE Anti-Virus 3.5/3.0を利用しているユーザーは、サポート期間中であれば、HDEのホームページから4.0製品をダウンロードし、インストールすることで、アップグレードが可能。

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▼ホライズン・デジタル・エンタープライズ

[西尾泰三,ITmedia]

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