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2004/05/10 19:18 更新


DBへの不審なアクセスを監視し、情報漏洩を防ぐ「IPLocks-Mシリーズ」発売

アイピーロックス ジャパンはデータベースに対する不正なアクセスや操作を監視するシステムの最新版、「IPLocks-Mシリーズ V4.0」を発売した。

 アイピーロックス ジャパンは5月1日より、情報漏洩などにつながりかねないデータベースに対する不正なアクセスや操作を監視する「IPLocks-Mシリーズ V4.0」日本語版の販売を開始した。

 IPLocks-Mシリーズは、データベースに対する不審なアクセスのほか、データベース構造や情報内容の破壊や改竄、セキュリティルール違反といった行為を監視、検出するセキュリティ監査システム。いつ、誰によってどういった行為が行われたかを電子メールで通知することができる。

 最新バージョンのV4.0では、監視対象データベースとして、これまでサポートしてきたOracleおよびMicrosoft SQL Serverに加え、「IBM DB2(AIX)」「Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)」、日立の「HiRDB」を追加した。

 さらに、過去に蓄積されたオーディット(監査)ログを解析する機能も追加されている。これにより、ユーザー単位で時系列に沿って、データベースに対する不審なアクセスを把握できるようになった。また、データベースに対する操作をさらに詳細に把握し、「INSERT」や「DELETE」など、具体的にどのようなSQL文が発行されたかを検知する機能もサポートしている。一連のアラート情報を効果的に処理できるよう、SNMPを通じて日立製作所の統合運用管理ツール「JP1」と連携することも可能となった。

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