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2004/05/13 21:57 更新


日立電線とNTTデータ先端技術、持ち込みPCからのウイルス感染防ぐ検疫LANシステムを開発

日立電線は、NTTデータ先端技術と共同で、持ち込みPCから社内ネットワークがウイルスに感染することを防ぐ検疫LANシステムを開発したと発表した。

 日立電線は5月13日、NTTデータ先端技術と共同で、持ち込みPCから社内ネットワークがウイルスに感染することを防ぐ検疫LANシステムを開発したと発表した。同日、販売を開始した。

 このシステムは、日立電線の認証スイッチ「Apresia」のユーザー認証機能と、NTTデータ先端技術の統合型運用管理システム「「NOSiDE Inventory Sub System 2004」を連携させて実現し、有線LAN接続および無線LAN接続の双方に対応できるという。

 同システムを利用すると、社内に持ち込まれたPCをLAN接続するとまずネットワーク上の検疫エリアへ接続され、検疫エリア内に配置されたNOSiDE構成管理サーバのセキュリティ診断を受ける。診断で、正当なユーザーの安全性が確認された端末と判断された場合のみ、上位のネットワークに接続でき、不正ユーザーやセキュリティ対策に不備のある端末として判断された場合は、Apresiaが社内ネットワークへの接続を拒絶する。

 IPアドレス割当て方式として、固定IPアドレス、DHCPの双方に対応し、最大300台のアクセス制御が可能という。価格は、1クライアント当たり約8000円(管理対象1000クライアント時)としている。

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