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2004/05/14 01:47 更新


コマツゼノア、SSA BAANで中国工場の業務プロセスを改革

SSAグローバルは、コマツゼノアの中国工場が、「SSA Baan ERP」を核とした情報基盤を構築したことを明らかにした

 SSAグローバルは5月13日、建設機械、農林業機械、油圧機器等製造大手のコマツゼノアの中国工場(江蘇省常州市)が、日本国内の生産拠点からグローバル拠点全体への展開を視野にいれた業務改革として、「SSA Baan ERP」を核とした情報基盤を構築したことを明らかにした。

 これにより、生産コストの削減と在庫管理精度の向上、リアルタイム情報による最適地での生産、部品調達を実現する業務プロセスの改革に成功したとしている。

 導入にあたり、SSAグローバルの中国進出企業向け導入パック「飛龍」の前身となるテンプレートを最大限に活用したという。また、中国独自の会計システムに対応した中国製会計ソフト「UFSoft(用友)」と組み合わせ、必要な機能はアドオンで対応した。カスタマイズを排することで、2003年5月の導入作業開始から5カ月という短期間で生産、販売、物流、会計の全モジュールを本稼動させた。

 なお、飛龍は、日系製造業の中国生産拠点を対象に、定価・定納期で基幹システムを導入する中国進出企業向けERP導入パッケージのこと。

 中国は、産業の急激な発展により、作業の効率化が求められている。人的作業が中心だった農林業においても、刈払機などの機械の需要が激増しており、部品の調達および供給先として今後の有望な市場として注目されているという。

 同社の中国工場は1999年に操業が開始され、在庫管理や部品調達業務はパソコンで処理していたが、需要の急増により、従来システムでの処理能力は既に限界がきていた。

 当時も、コマツゼノアでは国内の建機事業部において、コマツグループ全体で導入を推進しているコマツ仕様の「SSA Baan ERP」 が既に稼動していたという。

 しかし、急速に需要が拡大する中国において、将来にわたって業務の変化に対応し、在庫精度の向上とコスト競争力のある製品開発、納期短縮、そして調達・製造・物流を最適地点で連携する「クロスソーシング」を実現するため、コマツゼノアの業務にマッチした情報システムの構築が急務となっていた。

 同社は、今回のシステム構築で得た実績を基に、更なるコスト圧縮、生産性の向上と経営判断のスピード化を目指し、国内の農機事業部や油機事業部など他の主力事業部への導入も検討している。

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