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2004/05/14 07:19 更新


GMO、暗号化と管理者権限の分割で情報漏洩に備えるホスティングサービス

GMOとGMO H&Tは5月下旬より、データの暗号化機能によって情報漏洩に備えたホスティングサービスを開始する。

 グローバルメディアオンライン(GMO)とGMOホスティングアンドテクノロジーズ(GMO H&T)は5月下旬より、データの暗号化機能を加えたホスティングサービスの提供を開始する。

 新サービスでは、日本IBMの「IBM eServer xSeries」に、米OmniSecureが開発したデータ暗号化/保護ソフトウェア「VPDisk Pro」を標準で搭載することにより、外部からの侵入、悪用を防止。さらに、サーバとデータベースの管理権限を分離し、たとえ管理者権限を持っていた場合でもファイルの変更や削除といった操作を制限することにより、内部関係者に起因する情報漏洩に備える。

 また、バックアップ用テープやオフラインのハードディスクに格納されるデータについても暗号化される仕組みだ。

 このサービスは、GMOのレンタルサーバサービス「まるごとserver」とGMO H&Tの「アイル・プライベートサーバ」の新メニューとして提供される。サービス料金は、専用サーバ1台を提供する「プロテクト(仮称)」の場合で月額18万7000円、初期導入費用10万円。

関連リンク
▼グローバルメディアオンライン
▼GMOホスティングアンドテクノロジーズ
▼OnmiSecure

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