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2004/05/14 07:20 更新
リアルタイムOS上でWindowsの稼動を監視する「WinPatrol」
アスキーソリューションズは、リアルタイムOS上からWindowsシステムの稼動状況と障害を監視する「WinPatrol」を発表した。
アスキーソリューションズは6月11日より、Windowsシステムの稼動状況と障害を監視するソフトウェア「WinPatrol」の販売を開始する。
WinPatrolは、監視対象となるWindowsシステムではなく、同時にインストールされるリアルタイムOS上でシステム稼動状況を監視する。このため、一般的な運用監視ツールで把握できるリソースの使用状況やアプリケーションエラーの監視だけでなく、システムの安定運用上非常に重要なハングアップ状態(いわゆるブルースクリーン)やハードウェアの異常についても検出、警告が可能だ。Windowsシステムに感染するウイルスなどの影響も受けない。
何らかの異常や障害を検出した場合には、単純な再起動が行えるだけでなく、あらかじめ定めた手順に沿って「安定化」した状態で自動停止/再起動処理を行うことが可能だ。
一連の情報は、遠隔地からコンソール経由で把握でき、イベント発生履歴はログとして保管される。また障害発生時にはRS-232C シリアル接続のほか、電子メールなどで警報を送付する仕組みだ。
WinPatrolの対応プラットフォームはWindows 2000/XPで、Windows Server 2003にも対応する計画だ。価格は6万900円。
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