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2004/05/17 23:19 更新


Efficeonにウイルス対策機能を標準搭載

SasserやBlasterといったデータ領域へのコード挿入を試みるウイルスによる攻撃を防げるという「No eXecute」機能を搭載。

 米Transmetaは5月17日、今年中期以降に発売する同社のノートPC向けCPU「Efficeon」に、ウイルスやワームの攻撃を防ぐ機能「No eXecute」(実行不可:NX)を標準装備すると発表した。

 Windows XP SP2のセキュリティ機能「Execution Protection」(実行保護)と連動し、メモリのデータ領域から悪意あるコードが実行を試みた場合に、PCを自動的に停止させる。SasserやBlasterといったデータ領域へのコード挿入を試みるウイルスによる攻撃を防げるとしている。

 新機能の搭載に当たってプロセッサ回路は変更せず、CMS(Code Morphing Software)上でサポートする。

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