ニュース
2004/05/27 19:09 更新


KCCS、脆弱性診断/リスク管理システム「nCircle IP360」最新版を提供

KCCSは、企業システムの脆弱性を調査し、セキュリティリスク管理を支援する「nCircle IP360」の最新バージョンの提供を開始した。

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は5月27日、企業システムの脆弱性を調査し、セキュリティリスク管理を支援するシステム「nCircle IP360」の新バージョン、「nCircle IP360 Ver.6.1」の提供を開始した。

 nCircle IP360は、米nCircle Network Securityが開発した脆弱性診断製品で、KCCSが国内総代理店となっている。脆弱性のチェックを行うだけでなく、環境に応じてそれらの優先順位付けを行い、組織としてのセキュリティ管理を手助けする。

 新バージョンでは、脆弱性診断ロジックの見直しを通じて診断の高速化が図られたほか、ユーザーインタフェースが改善された。また、診断の一時停止/再開や特定の脆弱性に対する診断の即時実行などが可能になり、状況に応じた柔軟なチェック、運用が行えるようになっている。

 KCCSは同時に、nCircle IP360の機能を、ノキアが提供するセキュリティアプライアンス上で稼動させる「nCircle IP360 Device Profiler for Nokia」の提供も開始した。これにより、顧客の環境に応じて診断用ハードウェアを選択できるようになる。

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.