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2004/05/31 19:57 更新


NRIセキュアテクノロジーズ、SANSの情報セキュリティ認定試験を日本語化

NRIセキュアテクノロジーズは、米SANS Instituteが運営する情報セキュリティ認定資格「GIAC」を日本語で受験できるプログラムを今秋から開始する。

 NRIセキュアテクノロジーズは5月31日、情報セキュリティの調査や研究を行っている米SANS Instituteが運営する情報セキュリティ認定資格「GIAC(Global Information Assurance Certification)」を今秋から日本語で受験できるようにすると発表した。

 GIAC定資格は、米国の大手セキュリティベンダーが行っているパートナー向けの認定資格制度の要件にも組み込まれおり、現場で通用する高度なセキュリティ技術に関する能力を証明するものとされている。

 米国では一般企業でもGIAC認定取得を奨励するケースが増えてきているが、英語で認定試験が行われていたため、日本企業へはあまり浸透していなかった。今回、NRIセキュアテクノロジーズでは日本企業でのGIAC認定資格者の増加を目的に、認定試験を日本語化した。

 日本語で受験できるGIAC試験は、Security Essentialsコースに対応したGSEC(GIACSecurity Essentials Certified)で、11月に行われる「SANS Tokyo 2004 Autumn Conference」の受講者から受験が可能になる。そのほかのカテゴリーの試験については、順次対応させる予定だ。

[ITmedia]

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