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2004/05/31 19:59 更新


システムの保守点検時を利用したセキュリティ診断サービス――NECフィールディング

NECフィールディングは、システムの定期点検時に技術者が顧客を訪問する機会を利用して、セキュリティ診断を行うサービスの販売を開始した。

 NECフィールディングは5月31日、システムの定期点検時に技術者が顧客を訪問する機会を利用して、セキュリティ診断を行うサービスの販売を開始した。

 サービス名称は、「セキュリティ診断サービス(ライト)」。Windows/Linuxサーバのセキュリティホールを中心とした簡易な脆弱性診断を行う。同社の技術者が顧客先のシステムを安定稼動させる定期的な保守点検作業の機会を利用して、手軽にサーバのセキュリティ対策状況を診断できるのが特徴。

 同社によると、完全なセキュリティ診断を実施した場合にはサーバ1台当たり半日程度を要するが、米SANSの公開する「セキュリティ上の脅威上位20の最新リスト」を中心とした診断テストを行い、診断結果報告書を顧客先で自動作成することで、約30分で実施可能にし、1サーバ当たり2万円という価格で提供できるようになったという。

 同社は、2004年の販売目標を3000サーバと計画している。

[ITmedia]

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