LinuxWorld SFレポート

ターボリナックスは,Linuxサーバの導入や,準備作業を自動化あるいは簡素化するツール「PowerCockpit」を発表した。これにより,企業はハードウェアとソフトウェアの両方を含めコンピュータ関連資産をリサイクルできるようになるという。

ターボリナックス,Linuxサーバの準備作業を簡素化する「PowerCockpit」を発表

ターボリナックスは,Linuxサーバの導入や,準備作業を自動化あるいは簡素化するツール「PowerCockpit」を発表した。これにより,企業はハードウェアとソフトウェアの両方を含めコンピュータ関連資産をリサイクルできるようになるという。


LinuxWorldでStarOffice 6の詳細を明らかにするサン

サン・マイクロシステムズがLinuxWorldで新しいStarOfficeを公開した。過剰な新機能を付加するのではなく,使いやすさに重点が置かれ,また,デフォルトのファイルフォーマットとしてのXMLの導入などが,デベロッパーの関心を集めている。


オープンソースコミュニティーに戦いの準備を命じるレシグ教授

LinuxWorldカンファレンスでスタンフォード大学のレシグ教授は,「インターネット上における自由のために戦うのも,その戦いに勝利するのも,オープンソースデベロッパーしだいだ」とし,彼らに今こそ立ち上がるよう繰り返し訴えた。


Keynote:

「依然として判断の定まらない」基幹業務へのLinux導入

コンパックコンピュータCTOのシェーン・ロビンソン氏は,LinuxWorldの開幕における自らの基調講演で,Linuxはミッションクリティカルな基幹業務分野への準備をまだ完全には整えていないが,着々とその方向に向かいつつあり,また企業にとっても魅力的な選択になると話した。


マイクロソフトがオープンソースに対する脅威となる特許取得を進める

オープンソースソフトウェアに制限を加える危険性があるとして,マイクロソフトのC#プログラムや.Net Common Language InfrastructureをLinuxで動かそうとする「Mono Project」に対し,オープンソフトウェアコミュニティのメンバーの懸念はますますを強まっているようだ。


Linux Worldを機に勢い,ITユーザーがWindowsの代替OSとしてLinuxを評価

 経済の減速が続き,企業が経費を切り詰める中,Linux推進企業の多くは,IT投資争奪戦で重要な武器を持っていると考えているようだ。その武器とは,低コストと適合性である。


Linuxでエンタープライズレベルのセキュリティを実現するHP

 あらゆるプラットフォームでセキュリティがますます懸念されるようになる中,カリフォルニア州サンフランシスコで来週開催される「LinuxWorld Conference」で,ヒューレット・パッカード(HP)が一歩前に歩み出て,3層の「Secure Operating System Software for Linux」の発売を発表する。


Linux Column:

今回の「LinuxWorld SF」は……?

 今,サンフランシスコを訪れている。今週開催されている「LinuxWorld San Francisco」に参加するためだ。
 これまで年2回,計5回開催されている同カンファレンスに,実はすべて参加している。これまでの5回のカンファレンスの様子を振り返ることで,それがそのままLinuxの潮流として理解でき興味深い。(宮原 徹)