富士通は5月16日、製造業向け生産管理ERP製品「glovia G2」の新バージョンを発売した。従来のOracle Databaseに加えてMicrosoft SQL Server 2012にも対応し、SQL Serverのデータ分析機能をERPで利用できるようになった。
またSQL Server Reporting Servicesに対応した「Glovia BI スターターキット for SQL Server」も提供する。27種類の販売分析レポートや18種類の売掛分析レポート、帳票出力サンプルなどが同梱され、導入後すぐに業務で活用できる。ポータル画面上にはアラート機能も搭載。例えば、ERP上のデータの分析から納期遅延を起こしている手配オーダーをリアルタイムに通知できるなど、業務上に対応スピードを早めることができるようになるという。
価格は250万円から。2012年7月から出荷する。今後3年間で50億円の売り上げを見込む。
関連記事
- 富士通、プロセス産業向け基幹業務システムの最新版を発売
- 日系グローバル企業にERPテンプレートを提供、SAPと富士通
- 富士通、グローバル展開する製造業向けの経営管理ソリューションを発表
- 富士通、グローバル展開する製造業向けの経営管理ソリューションを発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.