ネットアップは6月6日、中堅企業向けのストレージ製品「FAS2220」を発表した。同日より販売を開始した。最小構成価格は95万円(税抜き)。
新製品は、同社のユニファイドストレージ「FAS」シリーズのローエンドモデルだが、最新のストレージOS「Data ONTAP 8.1.1」をはじめ、同社のハイエンドストレージと同じアーキテクチャを採用する。最大ストレージ容量は180テラバイト。「FAS2020」の後継機種に当たり、従来機と比べてパフォーマンスが3〜7倍向上したほか、SSD(Solid State Drive)や大容量HDDをディスクシェルフに搭載できるようになった。
新たな機能としてストレージ自動階層化「Flash Pool」を実装。ストレージプールの中にSSDを内蔵させることで、キャッシュとしてのSSDが処理性能を高速化し、読み取り・書き込み機能が向上する。加えて、I/O性能を保ったままディスク数を削減することが可能であるため、ストレージにかかわるコストを抑制できるという。Webベースのストレージ管理ソフトウェア「NetApp OnCommand System Manager 2.1」も無償で利用できる。
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