Microsoft、「Windows Store」への有料Metroアプリ登録受付スタート
MicrosoftがWindows 8のRTMに合わせ、Metroスタイルアプリストアへの企業開発者登録受付を開始した。8月15日には有料アプリの登録が可能になる。
米Microsoftは8月1日(現地時間)、「Windows 8」向けMetroスタイルアプリのオンラインストア「Windows Store」への企業開発者の登録受付を開始した。条件を満たす企業開発者は登録ページから登録できる。
企業開発者の年間登録料は9800円だが、Visual Studio Professional、Premium、Test Professional、Ultimateを持つMSDN会員は、1年間無料だ(関連記事)。
登録コードを持たない個人開発者がMetroアプリを登録できるようになるのはWindows Storeオープン後になる(個人での登録料は年間4900円)。
Metroスタイルアプリを登録するにはWindows 8の製造工程向けリリース(RTM)が必要で、開発者がRTMを入手できるのは8月15日(関連記事)だ。Microsoftはそれまでにアカウントを登録し、現行のRelease Preview(RP)版で開発を進めるよう推奨した。
同社はまた、Windows Storeの決済システムを利用可能にし、有料アプリの登録受付も開始した。現在、Windows 8のコンシューマープレビューで利用できる現在のアプリストアは無料アプリのみ提供可能だが、10月26日のWindows 8正式版発売と同時に有料アプリの販売が可能になる見込みだ。
有料アプリの価格は、1.49〜999.99ドルの範囲で設定できる。アプリの売り上げの開発者の取り分は一般的なアプリストアと同じ7割だが、売上高が2万5000ドルを超えると、開発者の取り分が8割に上がる仕組みになっている。Metroスタイルアプリでは、アプリ内でのアイテム販売や広告で収益を上げることも可能だ。
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