Instagram急成長の一方、Myspaceが圏外落ちの危機に──comScoreの米Webサイトランキング
米調査会社のcomScoreが毎月発表するユニーク訪問者数ベースのWebサイトランキングで、Instagramが56位まで上昇した。FacebookのInstagram買収が完了してユーザー数が合算されれば、Facebookは米Yahoo!を抜いて3位になりそうだ。
写真共有サービスInstagramの7月の米国におけるユニーク訪問者数が、前月比で38%と急増し、ユニーク訪問者数ランキングで56位にランクアップしたことが、米調査会社comScoreが8月23日(現地時間)に発表した調査結果で明らかになった。
Instagramは7月、登録ユーザー数が8000万人を超えたと発表した。comScoreの報告によると、Instagramの7月のユニーク訪問者数は2274万人だった。同社の米Facebookによる買収は、8月にFTCが承認しており、間もなく完了するとみられる。
7月のユニーク訪問者数ランキングは、5位まではここ数カ月不動で、1位は米Google(YouTubeを含む)で1億9036万人、2位は米Microsoftで1億6872万人、3位は米Yahoo!の1億6258万人、4位がInstagramを買収する米Facebookで1億6067万人、5位が米AOLの1億1017万人だった。Instagram買収完了後、Facebookのユニーク訪問者数にInstagramの訪問者数を合算すると、FacbookはYahoo!を抜いて3位になりそうだ。ソーシャルサービスとしてはFacebookの他、米Twitterが24位、米LinkedInが26位、米Yelpが32位、米Tumblrが43位にランクインした。米Myspaceは先月の38位から44位に大きくランクダウンした。
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