ニュース
「Windows 10」正式版は7月末の公開か AMDが業績発表でコメント
Microsoftが“今夏”としている「Windows 10」の正式版リリースが「7月末」であると、AMDのCEOが業績発表後の電話会見で語った。Windows 10はAMDのSoCをサポートする。
米Microsoftの次期OS「Windows 10」の正式版リリースは7月末──。米AMDのリサ・スーCEOが4月16日(現地時間)の業績発表後の電話会見でそうコメントしたと米The Vergeなどが報じた。
米コンテンツサービスSeeking Alphaが公開している議事録によると、アナリストからの第2四半期の予測に関する質問に答える中でスーCEOが「7月末のWindows 10のローンチも(予測に)織り込んでいる」と答えた。
MicrosoftはWindows 10の最低要件の中で、AMDのSoC(Carrizo、Carrizo-L)のサポートを表明している。
Microsoft自身は3月に、Windows 10を“今夏”に190カ国でリリースするとのみ発表している。具体的なリリース時期については、4月29日からサンフランシスコで開催する開発者会議「Build 2015」で発表されるかもしれない。
先代OS「Windows 8」の場合は、2012年3月に「Windows 8 Consumer Preview」が公開され、7月に正式版のリリースが同年の10月26日になると発表された。
関連記事
- Microsoft、「Windows 10」の最低システム要件を発表
今夏リリースの「Windows 10」は、1Gバイトのメモリ、16Gバイトのストレージ空き容量、8インチ以上のディスプレイを搭載するPCであればインストールできる。 - 「Windows 10」正式版は“今夏”リリースとMicrosoftが発表
Microsoftが、「Windows 10」を“今夏”に190カ国でリリースすると発表した。中国ではXiaomiとの提携により、Android端末「Xiaomi Mi 4」でのテクニカルプレビュープログラムを実施する。 - Microsoftの開発者会議「Build 2015」チケット、発売1時間で完売
Microsoftが「Windows 10」関連イベントの翌日に発売した年次開発者会議のチケットが発売後1時間で完売した。昨年はチケット完売まで約24時間かかった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.