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「ドラクエX」 人気オンラインゲームを支えるのは?
スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」に採用されている「Oracle Exadata」が刷新。「I/O性能を劇的に改善した」という。
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作は今、オンラインゲームとして稼働し、多くのユーザーがさまざまな端末からアクセスして遊んでいる。アップデートを繰り返すことでゲーム世界をさらに広げられるのがオンラインゲームの特徴の1つ。4月30日には2枚目の追加ディスク「ドラゴンクエスト X いにしえの竜の伝承 オンライン」が発売される。
このような大型アップデートが行われる場合、ITインフラの増強は必須だ。ゲームの機能そのものに新要素が追加されることでデータ処理量が増えるだけでなく、ユーザーの同時接続数も急増することが予測されるからだ。何よりもユーザーの興味が集中するタイミングでのサーバダウンは今後のゲーム運営に暗い影を落とす。
今回のアップデートでもプレイヤーが遊べる「職業」の追加や新たな成長システムの採用、「すごろく」などの新ゲームの追加が行われる予定で、ユーザーあたりの管理項目が増え、処理量のさらなる増大が見込まれている。
2012年からスタートした同ゲームでは、全ユーザーのデータを一元的に管理するIT基盤としてオラクルの高速データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」が稼働している。ゲームを運営するスクウェア・エニックスでは追加ディスクの投入に伴い、IT基盤を「Oracle Exadata X4」にアップグレードしゲームに最適化。「I/O性能を劇的に改善した」という。
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