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どうもディルバートはよからぬことを企んでいる様子。ボスの機嫌を取るためならなんとでも。
「機嫌を取る」ことを“curry favor”といいます。“He's good at currying favor with the boss.(彼はボスの機嫌を取ることがうまい)”。カレー粉と同じつづりの“curry”ですが、ここでは「馬くしですく」ことや「なめし革を仕上げ加工する」ことを指す動詞です。“curry favor”という表現自体は、「偽善的な行為をする」という中世のフランス語“correir fauvel”から来ている慣用句といわれています。
その他“cozy up to”とか“butter up”という表現もあります。“cozy”は「居心地が良い」という意味で“cozy up to him”というと「彼に取り入る」、イメージとしては猫が擦り寄ってくる感じです。“butter up”とは相手を持ち上げる、ご機嫌を取って気持ちよくさせるという意味で、“I'm going to butter up my dad so he will take me to the ball game this weekend.(週末の野球ゲームに連れて行ってもらうためにパパにゴマをするんだ)”というように使います。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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