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Adobe、「Flash Player」の脆弱性を修正
Flash Playerの更新版となるバージョン25.0.0.171では、計7件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正された。特にWindowsやMacでは更新を急ぐ必要がある。
米Adobe Systemsは5月9日、「Flash Player」のセキュリティアップデートを公開し、複数の深刻な脆弱(ぜいじゃく)性に対処した。併せて「Experience Manager Forms」のセキュリティアップデートも公開している。
Flash Playerは、更新版となるバージョン25.0.0.171がWindows、Mac、Linux、Chrome OS向けに公開された。解放後使用やメモリ破損など、計7件の脆弱性が修正されている。
緊急度は4段階で最も高い「クリティカル」に分類。悪用されれば攻撃コードを実行され、システムを制御される可能性もある。優先度はWindowsやMacで「1」と位置付け、直ちにFlash Playerを最新版に更新するよう促している。
Flash Playerの更新版は、ユーザーが自動更新を有効にしていれば、自動的にインストールされる。Google ChromeとMicrosoftのEdgeおよびInternet Explorer 11(Windows 10/8.1向け)にバンドルされているFlash Playerは、自動的に最新版に更新される。
一方、Experience Manager FormsはWindows、Linux、Solaris、AIX向けに更新版が公開され、情報流出の脆弱性が修正された。緊急度は上から2番目に高い「重要」、優先度は「2」に分類している。
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