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Input core support

 ここの階層メニューでは,USBバスを利用したデバイスを設定する。標準では,Fig.32のように無効になっている。

 マシン上にUSBコネクタが搭載されており,USB接続のキーボードやマウス,Webカムなどを使いたいのであれば,[Input core support]を有効にしよう。すると,どのようなデバイスを有効にするのかを選択する詳細な項目が現われる。使用する環境に左右されるが,通常は[Keyboard support (NEW)](キーボードを有効にする)と[Mouse support (NEW)](マウスを有効にする)を有効設定にしておけばよいだろう(Fig.33)。

One Point!

[Horizontal screen resolution (NEW)],[Vertical screen resolution (NEW)]は,それぞれ水平方向の解像度,垂直方向の解像度の設定だ。

Character devices

 この階層メニューでは,キャラクタデバイス(文字を出力するデバイス。たとえば,ディスプレイやプリンタ,シリアルポートなど)を制御するための設定をする。通常は,標準のままでかまわない(Fig.34)。

Multimedia devices

 ここの階層メニューでは,ビデオやラジオなどのマルチメディア機能を有効にするかという設定をする。標準では無効になっている(Fig.35)。

 Bt848などのチップを搭載するビデオキャプチャカードや,ラジオチューナーを搭載しているカードであれば動作させることが可能だ。適切な設定をすることで,Linuxでビデオキャプチャしたり,ラジオを聴いたりすることができるようになる。ここでは詳細な説明は割愛する。


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