トミカの殿堂「トミカショップ」がオープン(2/2 ページ)
8月10日、初のトミカ専門店「トミカショップ」が東京駅の地下街にオープンした。世間は夏休みとあって、午前10時の開店前には親子連れを中心に長い行列ができた。
トミカ関連イベントの恒例となった限定トミカも用意している。今回は「トミカショップオリジナルトミカ」として、トヨタ「スプリンタートレノ」、ホンダ「フィット」、日野「プロフィア」の3車種をラインアップ。いずれもトミカの外箱に使われる赤と白を基調にしたデザインで、いたるところに「TOMICA SHOP」のロゴが入っている。価格は各525円。
またオープン記念として、ショップオリジナルのステッカーやTシャツのプレゼントも実施している。ステッカーは、8月12日まで各日先着1000名に配布する予定だが、Tシャツはオープン当日限定。また、Tシャツゲットには少し条件があり、10日に来店した親子のうち、子どもなら“お気に入りのトミカ”、お父さんなら“思い出のトミカ”などを持ってきた先着35組に「トミカショップオリジナルTシャツ」がペアで手渡された。
トミカをBTOする「トミカ組み立て工場」
同じ一番街にある「北プラザ」でも、トミカショップオープンを記念して「トミカショップオープニングイベント」が行われていた。展示やスペシャルモデルの販売にくわえ、こちらには大きな「トミカワールド体験コーナー」や「トミカ組み立て工場」がある。ショップ内の組み立て工場がまだ稼働していなかったのは、ここに出張しているためだ。
トミカ組み立て工場は、お客がボディや内装といったパーツを選び、その場で組み立ててもらうというもの。今回はスバル「インプレッサ」が素材になっていて、ボディ、内装ともに3種類が用意されていた。
しばらく見ていると、組み立て工場に来るのは、どちらかというと大人が多いことに気がつく。一方の子どもたちはというと、トミカワールドやトミカタウンといった大きな展示に首っ引き。笑顔、真剣な顔、そして物欲しげな顔と、さまざまな表情を浮かべながら見入っていた。
お父さんたちがトミカを集めているのと同じように、この子たちは将来、トミカタウンを“大人買い”したりするのかもしれない。そうやって世代を超えたトミカファンが増えていくのだ。たぶん。
トミカショップの営業時間は午前10時から午後8時30分まで。元旦を除き年中無休となっている。一方、北プラザの「オープニングイベント」は8月15日までの期間限定。開催時間はショップと同じ午前10時から午後8時30分までだが、最終日の8月15日だけは午後7時で終了する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.