Mobile Weekly Top10:
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【国内記事】 | 2002年1月17日更新 |
先週のランキングトップは,J-フォンの新機種「J-SH08」の記事。ただし噂のパケット端末ではなく,従来のJ-SH07の後継機種に当たる。
1月上旬と発表されていたJ-SH51の発売日だが,17日現在,未だに発売されていない。“2月まで延びる”という噂も多く,J-SH51とJ-SH08が同時期に店頭に並ぶ可能性も出てきた。
機能やスペックを比べてみると,以下のようになる。
機種 | J-SH08 | J-SH51 | |
重さ | 102グラム | 108グラム | |
パケット通信 | × | ○ | |
スーパーメール | × | ○ | |
SDカード | × | ○ | |
音楽再生 | × | ○ | |
サイドキー | ○ | × | |
サブディスプレイ | カラー256色 | × | |
Java(サイズ) | 従来通り(30Kバイト) | フェイズ2(100Kバイト) | |
着信メロディ | 40和音(ただしダウンロードできるのは16和音。自作できるのは32和音) | 40和音 | |
モバイルカメラ | 31万画素(最大120×160ピクセル) | 31万画素(VGAサイズ撮影可能) |
こう比べてみると,この2機種,実に選択に迷う。両機種とも折りたたみで見た目も似ている。大きな違いは,1)パケット通信 2)SDカード 3)背面液晶,だ。
メールを除く“人気のスペック”で比べると,業界初のカラー背面液晶を備え,シャッターボタンとして使えるサイドキーを備えたJ-SH08は魅力的だ。
J-SH51のほうは,スーパーメールという強力な武器を持ち,音楽再生やSDカードという付加機能も備えるが,現状の使われ方から見ると当初は“おまけ”的な使い方になるかもしれない(2001年11月の記事参照)。
Javaについては,仕様が大きくグレードアップするものの,コンテンツは未知数。当初は対応機種がJ-SH51とJ-K51しかないため,過度な期待は禁物だ(2001年12月の記事参照)。
着メロのチップは両機で同じヤマハの最新チップを使う(2001年12月の記事参照)。ただしパケット対応機はダウンロードできる着メロサイズが大きくなるため,同じ楽曲を利用できるわけではない。
モバイルカメラもスペック上は同一のようだが,VGAサイズの画像を撮影しても使い道がないJ-SH08と違い,SDカードを備えるJ-SH51はデジカメのようにメモリに保存できる。
もう1つ,実売価格も気になるところ。J-SH08の価格は未定とされているが,J-SH51の価格は6万2000円。ちなみに過去の機種の発表時の価格は以下のようになっている。
端末 | 標準価格 |
J-SH51 | 6万2000円 |
J-K51 | 6万円 |
J-SA04 | 4万4000円 |
J-K05 | 4万円 |
J-N04 | 5万5000円 |
J-N03II | 5万2000円 |
J-SH06 | 4万9000円 |
J-DN03 | 4万円 |
もちろん,キャリアから支払われる補助金によって実売価格はこの標準価格からかけ離れたものになるのはご存じの通り。しかしパケット対応端末の2機種が飛び抜けて高い6万円台なのは,実売価格にも反映されてくるのではないだろうか。
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[斎藤健二,ITmedia]
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