超薄型軽量,新DynaBook SS速攻インプレッション(1/3)

薄く,軽く,パフォーマンスにも妥協なし。有線LAN+無線LAN内蔵でインタフェースも万全。新DynaBook SSをチェックしていこう。

【国内記事】 2002年1月21日更新

 新生DynaBook SSは,1.19キロ,14.9ミリと驚くほどの軽さと薄さを備え,さらにスペックは最新鋭。超低電圧版モバイルPentiumIII/750MHz-MをCPUに,メモリは標準で256Mバイトを搭載する。

 無線LAN,有線LAN,SDカードスロットを備え,インタフェースも万全。さらに新開発の1.8インチHDDなど,ニューパーツがふんだんに盛り込まれている。サブノートPCの台風の目になりそうな本機を,写真を交えて紹介していこう。

 ただし今回は試作機のため,パフォーマンスやバッテリー駆動時間に関しては,評価できなかったことをあらかじめお伝えしておく。


本体。DynaBookのロゴは金色に輝き(ランプが点灯するわけではない),閉じている時は逆向きで,開いたときに読めるタイプになっている


開いたところ。雰囲気は一回り大きくなったLibretto。黒と銀を基調とした高級感溢れるデザインだ。開いた状態で手に持つと,その軽さ・薄さが実感できる。

驚異的な薄さ,軽さ

 新DynaBook SSは,1.19キロという重さと,最薄部で14.9ミリという厚さ。あのシャープのMURAMASAよりも軽く,薄い(スペックはこちらを参照)。

 東芝は「B5ノートPC」と謳っているが,サイズ的にはちょうどA4サイズといったところ。ソニーのバイオSRや日本IBMのThinkPad s30が10.4型液晶を搭載しているのに対して,DynaBook SSは12.1型と二周り液晶が大きいことからも,単純なB5サイズではなく,デスクトップPC代わりに使えるサイズであることが分かる。ほぼA4サイズだけに,その薄さが際だっている。

製品重さ厚さ液晶サイズ
DynaBook SS1.19キロ14.9ミリ12.1型
MURAMASA1.31キロ16.6ミリ12.1型
バイオSRX71.26キロ27.8ミリ10.4型
ThinkPad s301.45キロ22.5ミリ10.4型


キーボード。19ミリピッチで変則サイズのキーもない。エンターキーは大きく,カーソルキーは1段下がって独立している。この薄さながらキーストロークも1.7ミリと深く,キータッチは良好。ちなみにポップアップはしない

 続いて,充実したインタフェースをチェックしていこう。

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[斎藤健二,ITmedia]

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