Mobile:NEWS 2002年5月17日 08:35 PM 更新

写真で見る“着せかえGPSケータイ”「A3014S」

鮮やかな“アズールブルー”が特徴の「A3014S」の各部を、写真で見ていこう

 “ジョグダイヤルファン”待望の、ソニーエリクソン製CDMA2000 1x端末「A3014S」が発表された。カメラこそついていないものの、gpsOne、Java、WAP2.0ブラウザなどの搭載で機能面では、ほかの端末に遜色ない。


端末名A3014SA3013TA3012CAA3011SAA1012KA1011ST
折りたたみ
背面液晶○(カラー)
カメラ
GPS機能
ezplus(Java)
WAP2.0
EZweb速度144Kbps144Kbps144Kbps144Kbps14.4Kbps14.4Kbps

 そして何より気になるのは、そのデザインではないだろうか。「C1002S」でオレンジ色を使い斬新さをアピールしたソニーエリクソンが、今回イメージカラーとして採用したのは鮮やかなブルー。各部をC1002Sとも比較しながら見ていこう。

左からプラチナホワイト、コスモブラック、アズールブルー。ホワイトにもパールが少々入っており、色味も単なる白というより少々シルバーに近い。ブラックはブルーのフレークが散りばめられ宇宙をイメージした。暗所でブラックライトに照らされると光る工夫もされている

写真のホワイトに付いているのが「ロマンティックミラー」。ブルーに付いているのが「クロコダイル」

 C1002Sと互換性のある着せかえパネルを利用できるのもA3014Sの特徴。本体には3種類のパネルが付属し、別売のパネルも用意される。「1枚は同色。1枚は機能的なところも考えてミラーとしても使えるものを入れた。もう1つは、C1002Sの時も自分でカスタマイズしてもらえたので、クリアなものを」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ商品企画部 商品企画課係長の松浦健氏)

 別売のパネルは「クロコダイル」と呼ばれるワニ皮をあしらった立体感のあるもの。また金属の質感を持たせた「メタル」、縁飾りを付けた鏡「ロマンティックミラー」、オリジナルのカスタマイズがしやすいように全面クリアになっている「ラメ入りカスタマイズパネル」がラインアップされる。「より視覚や触感に訴えかけるものを用意した」(同氏)

背面およびダイヤルキー周りはC1002Sから大きな変更はない。ただし40和音となった着信メロディを強調するため、スピーカー部分は高音質を強調するデザインに変更されている。また、ジョグダイヤル部もヘアラインの入ったメタリック調のものを採用した。面白いのはLEDの部分。これは液晶部に接続されており、携帯を閉じているときには上を向き、開いている時は中央を向く

オレンジ色のC1002Sと並べてみた。背面液晶が付いたにもかかわらず、デザイン面での大きな変更はない。背面では液晶のラインに合わせてパネルに段差を入れ高級感を強調した


背面液晶。側面のボタンを押すたびに表示項目が変化する。30種類以上のアニメーションも用意され、Marie Caillouのキャラクターが動き回る


進化したアラーム機能。5つ設定できるほか、曜日別の設定も。またスヌーズ機能も搭載された。今後の課題は独立したボリューム調整だ

 POBoxも強化され、絵文字なども候補に表示されるようになった。従来、ソニーエリクソン製端末は文字モードの切り替えがしにくかったが、英字、数字もPOBoxの候補に含めることで操作性の改善を図っている。また、EZweb中の入力画面でもPOBoxを使った入力ができるようになったのはうれしい。

 ちなみに、気になる液晶はC1002Sから変わっていない。1.9インチの6万5536色表示TFT液晶だ。とりわけ液晶の品質に不満はないが、各社2インチ以上の液晶を採用しているだけに、今後搭載を検討してほしいところだ。

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[斎藤健二, ITmedia]

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