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2002年5月30日 04:23 AM 更新
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写真で見る「N504i」〜1.8倍の高解像度(2/2)
期待のNEC製iモード端末「N504i」の各部の様子を写真で見ていこう。特に、iモード最大の2.2インチ162×216ピクセルという大きく、高精細な液晶に注目。小さな文字で情報量を増やしてもいいし、大きく滑らかな文字も表示できる
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高解像度化にはデメリットもある。1つは壁紙やiアプリなどの従来のコンテンツを利用しにくいということ。表示はされる場合が多いが、上の写真のように小さく偏って表示されてしまう。
しかし、文字が滑らかになり読みやすくなるほか、小さな文字も表示可能。N504iでは20ドット、16ドット、10ドットの3種類のフォントを搭載し、最高で16文字×15行の表示が可能だ。ただし残念ながらWebの閲覧では16ドットフォントしか利用できない。
iモードの設定では、上下ボタンを1回押したときに何行スクロールするかも設定できる。また従来同様、側面のボタンでページスクロールも行える
メール閲覧時は、3種類のフォントが利用できる。メール本文表示中に、左右のボタンを長押しすることで動的に切り替えられる。最小のフォントでも視認性はいい
フォントは、サイズのほかに丸文字も選択できる。さらにそれぞれ太さも設定可能。ちなみにN504iは、シャープが液晶専用に開発した読みやすいフォントである「LCフォント」を採用している(2001年5月の記事参照)
ダイヤルキーのレイアウトは従来通り
ダイヤルキーのレイアウトは従来から変更なし。504iシリーズでは、待ち受けiアプリ(5月21日の記事参照)が特徴の1つであり、アプリを操作可能にする「活性化ボタン」を用意している端末が多い。しかし、N504iではワンプッシュで活性化が行えるボタンはなく、決定ボタンの長押しが割り当てられている。
もはや熟成の域に達したのか、N504iでもお馴染みのダイヤルボタンだ。iモードボタンの長押しでiアプリのリストが起動、メールボタンの長押しでメールのチェックというのも変わっていない
ヤマハ製の音源チップ「MA-3」(3月6日の記事参照)と思われる40和音の着信メロディは背面のスピーカーから流れる。バッテリーはカバーと分離した。容量は650mAhまでアップしている
デスクトップ画面(左)、メインメニュー(中)、ツールBOX(右)。デスクトップには、計8個のアイコンを貼り付けられるようになった。アイコンは各機能へのショートカットの機能をもっており、待ち受け状態から簡単にその機能にアクセスできる。電話番号やメールアドレス、URLのほか、着信音やイメージ、iアプリ、オリジナルメニュー、ToDoなどを貼り付けられる
ツールボックスには、タイマーやToDoなどの機能も追加。「めざまし」は1つしか設定できないが、曜日指定も可能になり、スヌーズ機能も装備した。目覚まし機能が重要になる中うれしい機能向上だ(1月22日の記事参照)。「Disney」とあるのは、画面から着信音などをすべて、ディズニー関係のものに一括して変更する「Disneyモード」機能だ
N504iは、Webなどから取得した画像を編集できるようになった。フレームを付けることさえ可能だ。高精細の液晶が特徴だけに、画像を見る、画像で飾ることにもこだわっているようだ
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[九条誠二, ITmedia]
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