写真で見る「N251i」〜NEC製iショット端末NEC初となるiショット端末は、カメラこそ11万画素CMOSだが、20ミリという薄さと、後発ならではの機能性を武器にしている。「くまのプーさん」も見逃せない
NTTドコモはNEC製iショット端末「N251i」を10月19日から発売する(10月17日の記事参照)。発売前日の18日、開催中のWPC EXPO 2002のドコモブースではN251iに触れることができる。 ぱっと見たデザインは「カメラの付いたN210i」だ。「N211i」ではアンテナの位置が変わったが、N251iでは従来の場所に戻り、デザインも伝統的な“N”となっている。
N251iは、NEC製ドコモ端末として初めてのカメラ付き。これまでNECはJ-フォン向けに1機種カメラ付きを投入していただけで、全体としても2機種目にあたる。 最大のアピールポイントはその薄さだ。厚さ20ミリは、折りたたみ型のカメラ付き端末として最薄。EXPO来場者も、手にとっての第一声は「薄い〜、軽い〜」というものがほとんどだった。
ただし、来場者が最も気にしていたのは“カメラ性能”だ。「画素数はどれくらいですか?」という質問が多く、そのたびに「CMOSの11万画素ですが、携帯の画面で見る限り十分です」とドコモのコンパニオンは答えていた。CCDセンサが基本のiショット端末の中では、確かにN251iのカメラは見劣りする。
また、背面液晶はiショットの中で唯一モノクロであり、ファインダーとして利用できない。撮影した画像の表示もできず、カメラなし端末と同様の利用にとどまる。ライトも搭載していない。画像の保存枚数は、iショットSの場合で200枚、Lの場合で48枚と標準的だ。 写真にフレームを付けることも可能だが、フレームを表示したまま撮影することはできず、撮影後、編集メニューから合成する。内蔵のフレームは3種類しか用意されていないが、iショット端末として初めてフレームダウンロードに対応している。 シャッター音は3種類、5段階の明るさ調整、そしてセルフタイマーにも対応している。
カメラ以外の機能は、「N504i」をほぼ継承している(5月27日の記事参照)。大きな違いは、(1)iモードダウンロード速度が9.6Kbps (2)iアプリに非対応 (3)赤外線通信非対応 といったところ。新絵文字へは対応している。 N504iで大幅に強化された文字入力機能についても、「ワード予測」および「T9」を引き続き搭載。辞書のダウンロードにも対応し、フォントにはLCフォントを採用している。 またメインキャラクターにディズニーの「くまのプーさん」を採用していることも注目点だ。待受画面のほか、フレーム、メール送受信画面、背面液晶などにプーさんを表示させることができる。また、内蔵の着メロにもプーさんが用意されている。
「くまのプーさん」はディズニーのキャラクターです。(c)Disney 関連記事 NEC製カメラ端末「N251i」発表、iショット最薄の20ミリ NTTドコモは10月17日、iショット対応携帯電話「ムーバ N251i」を10月19日に発売すると発表した。NEC製ドコモ端末としては初となるカメラ付き端末で、折り畳んだ状態で厚さ20ミリの薄型デザインを実現 NEC、カメラ内蔵端末に意欲 現在、カメラ内蔵端末はJ-フォン向けに1機種投入しているだけのNECだが、今後「基本的にカメラは必須機能」だと言う iショット3機種のカメラ機能を比較する 出そろったドコモのカメラ内蔵端末「251iシリーズ」。外観こそ似ているが、カメラ周りのソフトウェアはそれぞれ個性的だ。撮影から画像管理方法まで、iショット端末3機種のカメラ機能をチェックする [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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