FOMAの人口カバー率が82%にFOMAのサービスエリアが着実に広がっている。人口カバー率は、全国で82%がエリアに入るほか、首都圏では約95%まで達する
NTTドコモは10月23日、10月末にかけてFOMAサービスエリアの拡大を図り、全国の人口カバー率が約82%になると発表した。今後、2002年度末には90%、2003年度末には97%まで人口カバー率を高めていく。 また10月末の段階で、首都圏の人口カバー率は約95%に達する。 FOMAのサービスエリア拡大は、ロードマップ通り順調に進んでいるが、契約者数増には直接結びついていない。9月は全国で2200増と過去最低水準だっただけでなく、首都圏では-1300と純減となってしまった。 また待受時間を125時間に伸ばし、満を持して投入した新端末「FOMA T2101V」も、不具合によって販売を停止するなど(10月18日の記事参照)、FOMAには逆風が吹いている。 これまで「2003年3月までに130万契約」を宣言して譲らなかった(7月26日の記事参照)ドコモの立川社長も、最近では「下方修正もやむを得ない覚悟」とし始めた(9月5日の記事参照)。
関連記事 FOMAの人口カバー率、関東甲信越で93%に ドコモの第3世代携帯電話「FOMA」のサービスエリアが順調に拡大している 東芝FOMA端末を投入、年内にさらに数機種〜ドコモ定例会見 ドコモの定例記者会見で立川社長は、まもなく発売する東芝製のストレート型ビジュアルタイプFOMA端末を披露した。クリスマスシーズンに向けてさらに数機種を市場に投入する予定 FOMA事業計画は下方修正しない――定例会見でNTTドコモの立川社長 7月26日に行われた定例会見でNTTドコモの立川敬二社長が、2002年度の見通しを明らかにした。順調な第2世代に対して、期待の“3G”FOMAは低迷を続けているが、立川氏は「FOMAの年間計画を修正するつもりはない」と強気の態度をみせる 不調を公式に認め始めたFOMA──8月事業者別契約者速報 全体に低調だった8月、ドコモの単月シェアは50%を割った。FOMAは2002年度末に130万契約という目標を達成できる見込みが薄くなった 東芝製FOMA端末に不具合、販売中止 最新のFOMA端末の省電力機能にバグが見つかった。待受時間が120時間に伸びたFOMAとして期待の高かった「T2101V」だが、ソフトの改修が終了するまで販売も停止される 関連リンク NTTドコモ ドコモ ニュースリリース [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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