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2003年5月14日　07:28 PM 更新

ライトを搭載、カメラ機能が向上〜「A5303HII」

日立の「A5303HII」は昨年末に登場した「A5303H」のマイナーチェンジモデル。新たに撮影補助用のライトが搭載され、カメラは最大15連写に対応。動画録画やezplusの起動が高速になるなど内部的な改善も図られている

　7月上旬に登場予定の「A5303HII」は、流線型の基本デザインを残しながら若干の変更が加えられ、カメラ機能を強化したマイナーチェンジモデル。背面には6つのLEDを備えた撮影補助用のハイパワーツインライトが搭載された。ボディカラーはソワールブルーとアクーズホワイトの2色がラインアップされる。

デザイン面で大きく変わったのは、背面液晶の上に搭載された6LEDのライトと背面液晶を操作するボタンのデザイン。A5303Hでは楕円だったボタンがA5303HIIでは細長い四角になった

端末を開いたところはA5303Hと変わりない。カメラも前モデル同様180度回転する

流線型のデザインやサイドのボタンも前モデルを踏襲したものだ

ライトの搭載に伴い、撮影画面ではライトのオン/オフが表示されるようになった

6つのLEDを使った撮影補助用ライト

　カメラ機能には新たに連写機能が搭載され、15/9/6連写での撮影が可能になった。連写速度は1秒12枚の高速、6枚の中速、2枚の低速から選べ、連写した画像の中から気に入った1枚だけを保存したり、連写した画像を1枚のVGA画像として保存したりといったことも可能だ。

端末を開いた状態でも閉じた状態でも写真やムービーの撮影が可能。連写にも対応した

　カメラ部分のソフトウェアも機能が向上。圧縮率の改善でよりきれいな画像を撮影できるようになったほか、追随性も良くなっているという。

　「着うた」にいち早く対応した日立は、A5303HIIにエフェクト機能を搭載した。「スタジオ」「ライブハウス」「ドーム」の3種類のエコーを着うたに設定可能だ。こうしたエフェクト機能の搭載に伴い、スピーカーも中・低音に強い高音質スピーカーに変更された。端末にプリセットされる着うたはM-FLO loves Crystal Kayの「REEEWIND!」。

• 主なスペック

端末名	A5303HII
サイズ（横×高さ×厚み）	50×100×28ミリ
重さ	約114グラム
連続待受時間	約200時間
連続通話時間	約150分
メイン液晶	2型Super Fine Color TFT液晶、26万色相当（132×176ピクセル）
サブ液晶	1型Super Fine Color TFT液晶、26万色相当（88×64ピクセル）
カメラ	CMOS34万画素
データフォルダ	約5Mバイト
ボディカラー	ソワールブルー、アクーズホワイト
日本語入力	ATOK for au

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[後藤祥子, ITmedia]

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