光る着せかえQVGAケータイ〜「A5402S」メガピクセル端末の陰に隠れているものの、ソニー・エリクソンの「A5402S」はさまざまな機能が詰め込まれたハイエンド端末だ。液晶もauで唯一QVGAに対応している
「A5402S」は、これまでのソニー・エリクソン製端末の集大成ともいえるものだ。大型背面液晶や20ミリの大容量スピーカーが追加され、メインディスプレイはQVGA(320×240ピクセル)化された。 主な特徴をまとめると、以下のようになる。まずは従来から引き継いだ部分だ。
もちろん、GPS機能やezplus(Java)、ezmovie、着うたにも対応。BREWこそ使えないが、それ以外では、ハイエンド端末としてのフル機能が搭載されている。
ボディカラーは、黒と白の2種類。それぞれに「ノーマル」「パンチング」「キルティング」のパネルが付属し、着せ替えることができる
これが3つの着せかえパネル。一部のパネルは半透明になっており、着信時などは内側から“光る”
パネルを外したところ。パネルは液晶部が空いている。液晶下の白い部分にLEDが入っており、ここが着信時などに光る。「A1101S」のイルミネーションと同じだ(2002年12月の記事参照)
他キャリアでは、このところ採用が目立つQVGA液晶だが、au向け端末ではA5402Sが初めて。1機種のみであるためコンテンツの充実はこれからとなるが、本体内で画像を拡大して表示する機能も持っているため、通常の画像が極端に小さく表示されてしまうという問題はない。 残念なのは、メニューや文字がQVGA液晶用に作られたものではなく、従来サイズのものを拡大して表示している点だ。文字はジャギーが出ているのがはっきりと分かる。そのためQVGA液晶……といっても、表示文字数などは従来と変わらない。あくまで画像をきれいに表示する用途に向けた液晶となる。 独自のハードウェアを搭載し、リアルタイムエンコードが可能なムービー機能は、さらに強化された。ムービーには3機種のサイズがあるが、すべての撮影が可能になり、録画時間も最大60秒に増加した。
QVGA液晶だけに、携帯サイズの静止画撮影時はプレビュー画像が中央に小さく表示されてしまう。しかし[0]キーを押すと画面いっぱいまで拡大される
通常の携帯サイズの待ち受け画面もQVGA液晶の画面いっぱいに拡大して表示できる。画面の「高精細」はQVGAサイズの画像をそのまま表示。「標準」は通常サイズの画像を拡大して表示するようだ 主な仕様は以下の通り。
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