Mobile:NEWS 2003年6月19日 11:32 PM 更新

FOMA用ムービーの作り方


 最初に素材を用意する。デジタルビデオカメラで撮影したムービーでも、デジタルカメラで撮影した静止画でもなんでもいい。ここではデジカメで撮ったMotion-JPEG形式の動画ファイルを切り貼りして編集、それを3GPファイルとして出力する──というコースを紹介する。

1)デジカメで撮った動画をPCにコピーして、それをQuickTimeプレイヤーで開く

2)再生しながらコントローラの下の2つの▲をドラッグして範囲指定をする。いらないところを範囲指定して[delete]キーを押せばそこが削除され、編集メニューから「カット」を選べばそこが切り取られる。「コピー」を選べばコピーされて複製できるようになるし、「トリム」を選べば、逆に指定した範囲だけを残してほかを削除してくれる。


デジカメ動画をQuickTimePlayerで開いて編集する。FOMAで見るとなると長時間の動画は向かないので、前後や中だるみのいらない部分をカットするのが一番の基本になるだろう

3)このコピー&ペーストを利用していろんな動画ファイルから面白いところだけを集めて1つの動画にすることもできるし、動画と同じ画像サイズで作った静止画を当てはめてオープニングタイトルを作ったりすることもできる。

4)作った動画を3GP形式で「書き出す」。これが一番重要なポイントだ。


ファイルメニューから「書き出し」を選ぶとこのようなダイアログが出る。ここで「ムービーから3GPP」を選び、「オプションをクリック」


詳細な圧縮設定のダイアログが出る。ここを3GPPに設定して書き出せばいい

 3GPP書き出しの注意点はここ(注意点記事)を参照のこと。



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[荻窪圭, ITmedia]

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