Mobile:NEWS 2003年7月10日 04:36 PM 更新

ドコモ、迷惑メール送信者の契約解除も

ドメイン指定をしているにもかかわらず、迷惑メールが届いたら「imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp」にメールを転送しよう。ドコモが送信者の利用停止や契約解除をしてくれるかもしれない。

 NTTドコモは7月10日、携帯電話から送信される迷惑メールが増加傾向にあることから、迷惑メール送信者の利用を停止するなどの処置を取ることを発表した。従来は警告止まりだった。

 従来、携帯電話宛の迷惑メールはインターネットを介してPCから一斉送信される方法が多いと推測されてきた。ところが、各キャリアがドメイン指定受信など、携帯以外からのメールを遮断する手段を提供したことで、携帯電話から迷惑メールを送信する手法が増えてきている。

 これへの対策として、ドコモでは、送信元がドコモの携帯電話である場合に限り、一定期間の利用停止を行い、その後さらに迷惑メールを送信した場合は契約を解除する。その契約者名義のすべての携帯電話が対象となるため、高い効果を見込んでいる。

迷惑メール送信者の特定は、ユーザーの情報提供から

 迷惑メール送信者の特定は、基本的にユーザーからの情報提供で行われる。

 ドコモは、受け取ったメールを転送するだけで情報提供が行えるアドレスを用意しており、ユーザーが迷惑メールを転送すると、ドコモ側でヘッダ情報などを確認し、送信元を特定する。メールの内容が、法令などに違反している場合、警告や利用停止、契約解除などを行う。

 迷惑メールの転送先アドレス「imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp」は、昨年の5月30日から運用を開始しており、2003年3月31日までに提供された情報は49万通。うち330件の対応が行われたとされているが、内容は警告止まり。今回から、利用停止や契約解除など実効性のある対応が取られることになる。


転送先アドレスは「imode-meiwaku@nttdocomo.co.jp」。ただし、このアドレス宛にメールを転送してみると、「送信先のメールがいっぱいです」と出てきてしまった



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関連リンク
▼ ▼ ドコモ ニュースリリース
▼ NTTドコモ

[斎藤健二, ITmedia]

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