Mobile:NEWS 2003年8月12日 07:55 PM 更新

携帯3キャリア、QRコードを使うサービスの規格を統一へ

au、J-フォン、NTTドコモとNTTインターネットは、2次元バーコードのひとつ「QRコード」を使ったサービスについて規格統一を検討する場を設け、課題やビジネスモデルに関する話し合いを進めている。

 au、J-フォン、NTTドコモの携帯電話3キャリアとコンビニネットワークサービスを手がけるNTTインターネットは、2次元バーコード(用語参照)の一種「QRコード」を使ったサービスについて、規格統一の方向性を検討していることを明らかにした。

 4社は2次元バーコードの規格統一について話し合いの場を設け、「課題やビジネスモデルなどについて検討を進めている」(J-フォン広報)といい、「具体的なビジネススキームやサービスの提供時期は未定」(ドコモ広報)だという。

 QRコードに代表される2次元バーコードは、JANなどの1次元バーコードに比べて多くの情報量を持てるのが特徴。その中の1種である「QRコード」は、携帯電話の画面に表示させてチケットとして利用したり、ポスターなどに印刷されたバーコードを携帯カメラで読み取って情報にアクセスするなどの用途で利用できることから携帯電話の利用シーンを広げるとして注目されている。


QRコードとバーコードの違い(図版:http://www.denso.co.jp/EAP/qrcode/picture/About2Dcode.gifより)

 二次元バーコードは、iモードと2次元バーコードを使った携帯電話料金支払いサービス(5月15日の記事参照)やマルチメディア機能搭載型自販機「シーモ」とiモードを連動させたCmodeでの飲料プレゼント(7月25日の記事参照)など、キャリア主導のサービスにも使われている。こうした利用を「(例えばコンビニ決済などの際に、規格が異なるのが)導入する側の負担になるようではいけない」(au広報)というのが話し合いの背景にはあると見られる。

 現状、問題として挙げられるのはQRコードに含まれる文字列の扱い。例えば同じQRコードでも、J-フォンとドコモでは記述方式が異なるため、読み取りはできても表示される情報が異なるなどは互換性がない。この部分が統一されなければその先のサービス提供にも支障が出ると考えられる(7月15日の記事参照)。

 こうした文字列の扱いも含めてサービス提供のための規格が統一されれば、例えば既にドコモがam/pmやローソンなどのコンビニエンスストアに導入している2次元バーコード決済の仕組みを他キャリアユーザーでも利用できるようになる可能性も考えられる。

 ただし、QRコードを使ったサービスのどの部分までを統一するのかは検討中だという。



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[後藤祥子, ITmedia]

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