原点回帰? デジタル手帳型CLIEが参考出展AV機能やネットワーク機能を省き、手帳機能に特化したCLIEが、年内にも発売される。厚さ11.9ミリと薄型で、6色のカラーバリエーションを用意。6色の本革カバーも発売する。
ソニーはPC EXPO 2003の展示ブースで、“デジタル手帳型”のCLIEを参考展示した。AV関係やWebブラウザなどの機能を省き、スケジュール管理や住所録、電子辞書など手帳としての機能に絞り込んだ。 価格を安く抑え、ビジネスマン以外の層を狙う。発売は年内を予定している。価格は2万円少々になる見通し。
ボディカラーは斬新な6色。側面に電源ボタンを兼ねたホールドスイッチを備える。ジョグダイヤルは上下キーを兼ねてセンターに配された 紫、白、黒、赤、青、銀の6色のボディカラーを備え、本革のカバー(6色カラー)をオプションで用意する。機能を抑えることで、厚さ11.9ミリを実現。重さも抑えた。 ハードウェアの詳細は明かさなかったが、「PEG-UX50に使った1チップのものではなく、廉価版」(説明員)のチップを使う。ディスプレイにはハイレゾリューション液晶を搭載し、ジョグダイヤルとメモリースティックスロットは備えるが、キーボードや音楽再生機能などは省いた。 OSはPalm OS 5.2。通常のGraffiti以外に漢字の手書き入力ソフト「デクマ手書き」も搭載する。Webブラウザソフトなども省かれている。
本革製の手帳風カバーも6色用意される。別売り
隣のブースではCLIE用の投射型キーボードの試作品も展示されていた。米Canestaの技術を使い(2002年9月の記事参照)、ソニーの関連会社共信テクノソニックが開発したもので、発売は未定
関連記事 CLIEはどこへ行くのか? PDA市場は期待されたほど成長せず、いまだに試行錯誤を続けているように見える。そんな中で、これまでのPalmOS搭載機とは異なる雰囲気を持つ新型CLIE「PEG-UX50」が投入された。この新型機の話を中心に、CLIEの今後の方向性について、ソニーハンドヘルドコンピュータカンパニープレジデントの吉田雅信氏に話を伺った。 名機か迷機か? 新スタイルCLIE「PEG-UX50」を試す CLIEとしては初のクラムシェル型ボディで登場した新しいCLIE「PEG-UX50」。これまでと異なる機構を採用したUX50の使い勝手はどのようなものなのだろうか。 Palm、新ブランド「Tungsten」「Zire」発表 Tungstenはモバイルプロフェッショナルと企業を、Zireは個人ユーザーをターゲットとする 「どこでもキーボード」がPDA・携帯にやってくる PDAや携帯から机にキーボードを投射し、それに触れることで入力を行う──米Canestaが開発したそんなキーボードが実現間近だ。機構を組み込んだPDAも順調に開発が進んでいるという 関連リンク 特集:WPC EXPO 2003 [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |