Mobile:NEWS 2003年10月17日 06:35 AM 更新

折りたたみデザインのフェイズ2へ〜ソニエリ「A5404S」(1/3)

POBox採用のジョグダイヤル端末が、QVGA液晶とメガピクセルカメラを搭載──と、これだけでも魅力的なのだが、その独特のデザインは一度見たら忘れられない。これは“ペングリップスタイル”で写真を撮る、“デスクトップスタイル”でテレビを見る、という携帯アプリケーションの進化を見据えて、“折りたたみ型の新しい提案”としてデザインされたものだ。

 「二つ折りでもまだまだ可能性はある。究極の形は、撮る、見るスタイリングを含めた造形提案。A5404Sは、ヨコ撮り時代の象徴だ」──。

 12月上旬にauが発売を予定している、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末「A5404S」(スペックなどはこちらを参照)。2段階に動く独特なヒンジの意図を、クリエイティブプロデューサーの佐藤敏明氏は、こう話す。

 開ける、閉じるの2段階しかない普通の折りたたみ型とは違い、A5404Sは、閉じる/ペングリップスタイル/デスクトップスタイル/開けるの4種類の開閉位置が存在する。


A5404S。右の写真は何をしているかというと、上下の重量配分が50:50であることを示している(スポーツカーのようだ)。独特な折りたたみ機構により中央に生まれた窪みに中指を引っかけると、ちょうどバランスが保たれる。つまり、持ったときに重心が安定して主さを感じさせない。これまでセンタージョグを収めるために液晶が上方に離れていた同社製端末だが、このヒンジが操作系と表示系の接近を可能にした。ダイヤルキーも中央寄りに配置されているため、ページ送りキーも押しやすい。
今回のヒンジのコンセプトは「いかにヒンジを見せないか」。これまでヒンジに機能を埋め込むことで、構造パーツに機能を盛り込んできた同社だが、今回は“ヒンジの見えない折りたたみ”にこだわった

 ペングリップスタイルは、130万画素カメラでどう撮影するかを詰めた結果として生まれた。メガピクセルカメラでは手ぶれしやすいので、左手を添える必要がある。縦に持つのが普通の折りたたみ型で、これを実現する解決法が「ペングリップスタイル」だ。「カムコーダのようなイメージ」(商品企画課の松浦健統括係長)を狙った。


これが“ペングリップスタイル”。ペンを持つように握り、右手の人差し指で側面のシャッターボタンを、親指でジョグダイヤルを操作する。左手を液晶の周りに添えてあげれば、新しいヨコ撮りスタイルのできあがり

 同様の位置でヒンジを止め、机に置く。これがデスクトップスタイルだ。従来の折りたたみ型携帯はバランスが悪く、机に置いた状態で開いておくのは難しい端末が多かった。録画したテレビ番組などを再生できるA5404Sでは、形状からもこれをフォロー。「置いて使えるデスクトップスタイル」(松浦氏)を目指した。


こちらが“デスクトップスタイル”。机に置いた状態で液晶部が120度の角度に固定され、倒れることもなく快適に画面を閲覧できる。最大に開いたところが、右の写真。ちょっと面白いのは、「通話時に、液晶に顔がつかない」ところ。つまり通話しても、顔の脂やファウンデーションが液晶につかないのだ。ちょっとした工夫(?)ではあるが、これは便利

「次の携帯のアプリケーションはテレビになる」

[斎藤健二, ITmedia]

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