Mobile:NEWS 2003年12月3日 07:27 PM 更新

ドコモ、FOMA向けLinuxの仕様を確定

第3世代携帯電話にLinuxやSymbian OSなど、汎用OSを採用する動きが目立ってきた。ドコモはSymbian OSに続き、LinuxについてもFOMA搭載時の仕様を確定した。

 ドコモは第3世代携帯電話向けのOSとして、Linuxを候補として追加し、FOMAに搭載する際の仕様を確定した。ドコモはLinuxのほかSymbian OSについて携帯搭載時の仕様を決めており、どのOSを実際に採用するかは、各メーカーの選択となる。またFOMA搭載のOSをLinuxとSymbianに限定するわけでもない。

 「端末メーカーがさまざまなOSを選びやすいように、参入バリアを低くしている」とドコモ広報部。

 現行の携帯電話の多くはiTRONなど、リアルタイムOSと呼ばれる組み込み機器向けのOSをカスタマイズして使っている。しかしソフトウェア規模が大きな3G端末では、「思った以上に(OSの)カスタマイズ費用や手間が大きい」(ドコモ)ことから、汎用OSと呼ばれるLinuxやSymbianが、次世代携帯電話向けのOSとして注目を集めつつある。NECは古くから3G向けLinuxの開発を進めている(7月17日の記事参照)。

 ドコモの仕様確定は、メーカーごとの仕様を統一し「独自カスタマイズの方向性を定める」のが狙いとなる。なお、仕様の詳細は明らかにしていない。



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[斎藤健二, ITmedia]

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