Mobile:NEWS 2003年12月9日 05:55 PM 更新

NEC初のメガピクセル、ツインウィンドウが進化〜「N505iS」

NEC初のメガピクセル端末となる「N505iS」。撮影シーンに合わせて選べる「シーンプログラム」、撮った顔写真が簡易アニメになってメール読み上げ時に表示される「フェイス機能」などユニークな機能を備えている。進化したツインウィンドウにも注目だ。

 12月10日から発売される、NEC初のメガピクセル搭載機「N505iS」(12月9日11月21日の記事参照)。「ビジュアルを遊びつくす『N』」というキャッチコピーの通り、多彩な機能が搭載された。

 カメラ周り以外でも、QRコードリーダーにボイスレコーダー、メールの音声読み上げなどの新機能が用意されている。「N505i」で搭載されたディズニーモードも引き続き搭載。テーマは西部劇を舞台にミッキーが活躍する「ウェスタン ミッキー」だ。


端末背面のiモードエンブレムにもこだわりが。クオーツシルバーはクリアな透明調、ノクターンブラックはメタリック調、クラレットピンクはラメ調とそれぞれ異なる

メガピクセルカメラの機能は

 「N505iS」に搭載されるのは、130万画素CCD。撮影可能なサイズはiショット(S)(L)のほか、240×320ピクセルの「待受」、480×640ピクセルの「VGA」、960×1280ピクセルの「SXGA」の5種類。SXGA撮影時には、画像は荒れるが4倍までのデジタルズームも可能だ。

 静止画撮影では、撮影環境に合った最適な写真が撮れる「シーンプログラム」を用意。「スポーツ」「人物」「風景」「夜景」「夜景と人物」から選択可能だ。「『夜景と人物』は、人物に光を持っていきながら夜景もきれいに撮れる」(NECの説明員)。


左から静止画撮影、動画撮影、サムネイル表示の画面

 また撮った写真をボタン一つで拡大できる機能も装備。SXGAなど大きなサイズの写真を撮って内部メモリに保存した場合、ディスプレイに画像を表示させると、左下に「拡大」アイコンが現れる。ここで左ソフトキーを押せば、2段階で等倍まで拡大される。「時刻表や書類などを撮影した場合、画面上ですぐ詳細を確認できるよう、この機能を用意した」(NEC説明員)。


SXGAで撮った写真は2段階で等倍表示に

 「使えるカメラ」を意識したというN505iSでは、新搭載の「ボイスレコーダー」機能とカメラの連携も図られている。ボイスレコーダー利用時にメニューからカメラを呼び出せる機能がそれだ。「録音を一時中断する必要があるが、メニューからカメラを呼び出して撮影できる。撮影が終わるとボイスレコーダー画面に戻る」(NEC説明員)。これは会議でボイスレコーダーを使う際に、ホワイトボードなどに書かれた議事も撮影できるようにという発想から生まれた機能だ。


撮影サイズは5種類、撮影モードは動画も含め6種類


環境に合わせた最適な画像が撮れる「シーンプログラム」のほか「色調切り替え」「ホワイトバランス」といった設定もある

撮った写真がしゃべりだす〜「フェイス機能」

 カメラはお遊び用途でも使える機能が盛り込まれた。「フェイス機能」は、顔写真などを撮った際に輪郭、眉、目、口をポイント設定しておくと、メール読み上げ時やチャットメール時にその顔がさまざまな表情で動くというものだ。


撮った写真のパーツを設定し、アドレス帳やチャット設定で登録しておけば、メール読み上げ時やチャット時に顔の表情が絵文字に合わせて変化する。「自動車や動物にしても面白い」(NEC説明員)


左が通常のメール閲覧画面。読み上げ設定すると顔が簡易アニメで動く

 アドレス帳やチャット設定に「フェイス機能」で加工した画像を設定しておけば、例えば設定した相手からメールが来たときに音声による読み上げ設定を選ぶと、文中のiモード絵文字に合わせて設定した画像が怒ったり笑ったりと簡易アニメのように動くのだ。「メールやチャットの文中に絵文字が入っていれば、それにあわせて表情が変わる」(NEC説明員)。1つの絵文字に付き3−5秒の動きパターンが割り当てられており、たくさん絵文字が入っていればそれに合わせて表情が次々に変わっていくなどユニーク。「怒る」「笑う」「悲しむ」など顔パターンの絵文字を中心に85の絵文字に動きが割り当てられているという。

Webを見ながらメールを書ける〜進化したツインウィンドウ

 受信したメールの文面を画面の上半分に表示させながら返信の文書を入力できる「ツインウィンドウ」も進化、メールだけでなく「Web」「スケジュール」といった機能でも“見ながら”の作業が可能になった。「Webを見ながらメールを書いたり、メールを見ながらスケジュールを登録できる。Webを見ながらメールを書いている場合、発話ボタンを長押しすれば、上半分に出ているWeb画面をスクロールさせられる」(NEC説明員)。


“見ながら”やれることが増えたツインウィンドウ

 この機能は、機能として望まれていながらなかなか使われない「スケジュール機能」をもっと使ってもらいたいというところから搭載されたという。

ボイスレコーダーにメール読み上げ機能も

 N505iSでは新たに「ボイスレコーダー」と「メール読み上げ」機能も搭載されている。

 ボイスレコーダーはAMR形式で録音され、高音質モードと長時間モードの2種類から選べる。付属の16MバイトminiSDカードには「高音質モードで2時間、長時間モードで5時間の録音が可能」(NEC説明員)。録音開始後は端末を閉じたままでも録音が可能だ。また、必要最低限の機能ながら、PC側での再生を可能にするソフトウェアも無償で提供される予定だ。


ボイスレコーダーは「録音品質切替」のほか、無音検出レベルの設定も可能。周囲が静かな場合と騒がしい場合とで設定を変えられるのだ


端末を閉じたときに液晶部とキーボード部の間にすきまがある。閉じたまま録音できるのはこのためだ

 メールの音声読み上げは、メールとチャットの機能で動作する。男性と女性の声が用意され、実際聞いてみたところかなりスムーズに読み上げ、十分実用レベルだ。「読み上げ専用の辞書を、(文字入力用の辞書とは別に)端末内に持っている」(NEC説明員)。ただし読み上げに対応するのは日本語のみで、英文の読み上げには未対応。英文は「アルファベットの羅列で読んでしまう」(NEC説明員)。

N505i同様、ツインCPU構成

 端末に静止画や動画の機能が搭載されたことから、前モデルの「N505i」同様、ツインCPU構成だ。「メインCPUのほかに、静止画や動画を処理するためのCPUを別に備えている」(NEC説明員)。



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▼ NTTドコモ

[後藤祥子, ITmedia]

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